根と枝の言語
August 30
04:39 PM
根と枝の言語
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「枝の言語」とは、どういう意味ですか?
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この世界には動物、家畜、魚、人間、植物が存在します。
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ここで私が見ているすべてのものですね。
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そうです。
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そして、上層の世界には、下層の世界の草一本に至るまで、
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それを上から叩いて「成長しろ」と指示する天使、すなわち上からの力が存在します。
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私たちのこの世界で起こるすべてのことは、上からそのように指示されています。
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例えば、あなたがある座り方をしていて、ニツァは別の座り方をしているということもそうです。
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そうですね。
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私はただ現象について話しているだけで、それはすべて上から書かれたものです。
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「上」とはどこですか?
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私たちの周りにある力の上です。
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それは...
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今ニツァが言っていることもです。
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私が今から言おうとしていることもですか?
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そうです。
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先生がそれを説明されたとき、私はまるでコンピュータのことを話しているように感じました。
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プログラマーの言語とユーザーの言語があり、
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コンピュータの使い方を教えるマニュアルがあるような感じです。
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これらは一見すると別々の言語に見えますが、
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実際には同じシステムのことを語っていますね。
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『ゾハールの書』も、ミシュナも、同じことを語っています。
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そうですね、ミシュナはまるで「使用説明書」のように感じました。
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すべてが「聖典」と呼ばれるものであり、
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はい。
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クリエーターの行為について語っていますが、
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ただ表現スタイルが異なるだけです。
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今、明確にしたいのですが、
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特別なのは何ですか…
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はい。
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特別なのは、それらの使い方です。
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はい。
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もし私がミシュナーを手に取り、
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はい。
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そこに書かれている通りそのまま学ぶとします。
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「二人がタリート(祈りのショール)を掴み、一人が『これは私のものだ』と言い…分け合う」などといった内容です。
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ここでは、盗みや問題、裁判について語っています。
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はい。
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しかし、『ゾハールの書』を手に取ると、
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はい。
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そのようなことは書かれていません。
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そこでは、善の力と悪の力が人間の中にあり、
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人間がそれらの力をどう区別し、
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整理していくべきかについて語られています。
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そして、
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それらを通じて自分を成長させ、
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より高い次元、
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すなわちクリエーターに近づくことを目指します。
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つまり、ミシュナーも実はこのことを意図しているのですが、
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その言葉は
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非常に隠されたものです。
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それに比べて、『ゾハールの書』の言葉はより明らかです。
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はい。
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ここには問題があります。
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人々はこのように言っていました。
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「私たちは『リシュマ』(授与の目的)のためには学びません。
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ただ実践すれば十分です。
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これを学んで終わりです」と。
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彼らはミシュナー、続いてタルムード、そしてその先へと進みました。
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はい。
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つまり、
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この世の外面的な解釈に向かって進み
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はい。
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「それは枝の言葉だ」とは言わず、
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ただそのまま学ぶのです。
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なぜ学ぶのか?
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「聖なるトーラーだから、学びます。
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それがクリエーターの意志だから」です。
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はい。
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しかしそれに対して、
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カバリストたちはカバラの書物、
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『ゾハールの書』などを学びますが、
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彼らはすでに物質的ではなく、
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より高いレベルでこれを学びます。
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はい。
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カバリストは、自分たちを超えた何かを学んでいることを理解しており、
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それが私たちを
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支配する法則であると認識しています。
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そして、これらの法則を用いて、
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根源に向かって上昇する必要があるのです。
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その根源に上昇したとき、
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私たちはそれらの法則を自分のものとして習得し、
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それに基づいて自分自身を管理する必要があります。
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そうすることで、私たちは「来世の人々」となり、
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私たちの特性がその根源の特性と
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一致するようになります。
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これを「リシュマ」(授与の目的)と呼ぶのです。
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