レッスン3:3つの軸のモデル
このレッスンでは、欲求が生まれる理由を学び、その発展過程についての理解を深めます。これまで私たちは主に、この世界における現実、すなわちこの世界における欲求の発展に応じてカバラの知恵が人にどのように明らかにされるかについて語ってきました。一方、このレッスンでは、創造のもう一方の端、創造の根源、すなわち欲求を生み出す思考から具体的に始めます。
- カバラの知恵に基づく創造の構造化されたプロセス
- 歴史を通じての人の欲求の進化
- 「闇のなかの光の利」という言葉の意味と、その中に隠されたスピリチュアル的な法則
- スピリチュアルな世界を感知し、そこに踏み込む方法
レッスン3
三つの軸のモデル
「闇の中にある光の利」
- 『コヘレトの言葉』 第二章
「闇の中に光の利がある」ように、何であれその真の姿は真逆のものによってのみ現れることが知られています。これは、すべてが別の何かを指し示すということであり、何かしら逆のものによって、それに対する存在が知覚されることを意味します。したがって、対比するものがなければ、何かを完全に明確にすることは不可能なのです。」
- 『シャマティ(私は聞いた)』記事第34番(バール・ハスラム )
「例えば、悪いとされる何か逆のものがなければ、推測して何かを「良い」と言うことは不可能です。
苦さと甘さ、愛と憎しみ、飢餓と飽食、渇きと潤い 、分離と付着、つまり、分離への憎しみを自分のものにしなければ、付着を愛するようになることは不可能なのです。」
- 『シャマティ(私は聞いた)』記事第34番(バール・ハスラム )
「この世の光は『闇の中に光の利がある』として、闇から創造されました。『日中にろうそくが役立つことがありますか?』ろうそくの火が昼に照ることはありません。これが成果(実)に先立つクリパ(殻・皮)の意味です。ですから、創造の行為の中でクリエーター(創造主)のパートナーになる人は、闇から光を引き出すのです。(後略)」
- 「 あなたがたは私を前からも後からも取り囲む」(バール・ハスラム)
「これで、仕事における昼と夜が何であるかを理解できます。人は闇とは何かを感じなければ、光を楽しむことはできないと知らなければなりません。「闇の中に光の利がある」と書かれているように、人が味わいたいと思うものは何であれ、それを用いる価値があるかないかにかかわらず、その対となるものから学ばなければならないのです。同様に、疲労が何かを知らなければ、人は休息を楽しむことはできません。」
- 1988年の記事34番 「仕事における昼と夜とは何か?」記事第34番(ラバシュ)
カバラの知恵の定義
「この知恵とは、"原因と結果によって連なり降りてくる根源の連鎖"に他なりません。それは、定められた不変の法則に従い、一つの崇高な目的hと織り込まれていきます。その目的とは、"この世界でクリエーターの被造物にその神性を顕すこと"です」
- バール・ハスラム『カバラの知恵の真髄』
「この知恵は概して、2つの配列に分けられており、それらは池に落ちた2つの滴(しずく)のように、平行で等しく、同一です。唯一の違いは、第一の配列は上層からこの世へ伸びているのに対し、第二の配列はこの世で始まり、上層から下降してきたときにその根源に刻み込まれたのと同じルートと構造によって、確実に下層から上層へと進んでいきます。」
- バール・ハスラム『カバラの知恵の真髄』
三つの軸のモデル

第 2 軸
先史時代 ー 基本的欲求
紀元前35,000年から紀元前4,000年まで
食やセックス、住み処(すみか)への欲求
人類は狩猟と採集の部族社会に分けられている
第 2 軸
不老不死 ー お金や財産を得ることへの欲求
紀元前4,000年から紀元後5世紀まで
農業革命の最盛期で、多くの土地が征服され、新しい文明を生み出した
第 2 軸
中世 ー 名誉と権力への欲求
紀元5世紀から15世紀まで
- 権力者集団、カースト制度、階級制度の形成
- 宗教戦争
- 人類は宗教や階級に応じて分けられた
第 2 軸
近代 - 知識と学識への欲求
15世紀から20世紀末まで
- 大陸の発見
- ルネサンス時代
- 科学革命
- 都市化
- 産業革命
- 情報革命
喜びを得たいという欲求の発
1. 先史時代 ー 基本的欲求
紀元前35,000年から紀元前4,000年まで。食や性、住む場所への欲求。人類は狩猟と採集の部族社会に分けられている。
2. 不老不死 ー お金や財産を得ることへの欲求
紀元前4,000年から紀元後5世紀まで。農業革命の最盛期で、多くの土地が征服され、新しい文明を生み出した。
3. 中世 ー 名誉と権力への欲求
紀元5世紀から15世紀まで。権力者集団、カースト制度、階級制度の形。宗教戦争。人類は宗教や階級に応じて分けられた。
4. 近代 - 知識と学識への欲求
15世紀から20世紀末まで。大陸の発見、ルネサンス時代、科学革命、都市化、産業革命、情報革命
欲求の発達段階
- 先史時代(~35,000年前) →
- 古代(約5000年前) →
- 中世(15世紀まで) →
- 近代(15世紀以降)→
- 心の点の目覚め
まとめ
- クリエーター(創造主)とは、「来て、見よ」という授与の特質です。
- 自然とは固定の絶対的な法則を持つ閉じられたシステムです。
- 闇の中にある光の利。
- 発達の3軸モデル。
- 受け取りたいという意志ー 創造の原動力。
- 心の点を目覚めさせることを通して、受け取る方法を学んでいきます。
- カバラの知恵は、正しく受け取る方法を教えてくれます。
しかし、それだけでなく……
この世界を管理する方法、私たちを取り巻く現実を理解する方法、そして何よりも...…それを最善のものに変える方法を教えてくれています。

