レッスン レッスン1: カバラによる人間の本質と現実の知覚
レッスン1: カバラによる人間の本質と現実の知覚
このレッスンでは、何が私たちを駆り立てるのか、私たちの思考はどこから来るのか、何が私たちの欲求を掻き立てるのかについて、掘り下げていきます。このレッスンでは、カバラの核となる考え方、すなわち私たちの快楽への欲求を分解します。本物のカバラの目的と、それが今日でも重要である理由を見出していきましょう。
レッスンの内容
教材
プレイリスト
- 何が人間の本性を駆り立てるのか?私たちの思考はどこから来て、何が私たちを駆り立てる欲求を呼び起こすのか?
- カバラの知恵によれば、創造の基本的な構成要素(快楽と喜びを得たいという欲求)とは何か? また、その特徴は何か?
- 本物のカバラを学ぶことの利点は何か?
「私たちは何も新しいものを作りません。私たちがやるべきことは、人の中に隠されているものを明らかにすることだけです。」
コツクのラヴ・メナヘム・メンデル
「……私たちの本質は、現実におけるすべての細部の本質と同じであり、それは受け取りたいという意志に他なりません。」
バール・ハスラム 「ゾハールの書の入門」、20ページ。
「人間の意志の力がもつ価値の大きさや程度、それがいかに決定的なものであるかは、今後発見される。そして、この発見はすべての科学の頂点となるだろう。」
ラヴ・クック
「豊かさそのものは海のようなものです。それを指ぬきで汲む者もいれば、バケツで汲む者もいます。」
ラバシュ、雑記集 記事第798番
「小さき者の功徳」
「カバラの知恵のすべては、上層にある欲求の導きを知ることです。
つまり、クリエーターがどういう理由で被造物を創り、被造物に何を望み、そして世界は幾度もの転機を経て、最終的にどうなるのかを知ることなのです。」
ラムハル「 Da'at Tevunot」 (「理由を知る」)
受け取りたいという意志の特徴
- 私たちの欲求は常に増大しています。
- 多くの努力を払って満たしを得ても、感じられるのは短時間で、やがて消えてしまいます。満たされていたものがなくなると、前よりも大きな虚しさが残ります。
- 喜びの質が高まるにつれて、満たしが長く続くようになります。
- 欲求は人のコントロール下にありません。
- 欲求は環境によって強く影響され、コントロールされています。
- 欲求をなくすことはできませんが、苦しみを通じて欲求を減らすことはできます。
- 利己主義 = 人が喜びや満足を他人を犠牲にして得るということ。
- 現象の根底にある本質的な性質としての欲求は中立です。
- エゴ = 他者に対する自然な(根拠のない)憎しみ。つまり、人は常に他者よりも自分自身を満たすことを好むということ。通常、これには他者の犠牲を伴います。
講座で取り上げるトピックの一例
- 創造のプランとその目的。
- 魂とは何か、魂とあなた自身の関係とは?
- 上層の力:存在しているのか、していないのか? どのように存在していて、どんなものなのか?
- 現実の知覚。
- 選択の自由。
- 人類の歴史とカバラの知恵。
内観/セルフ・スタディ
- どのような欲求が、どのくらいの割合で自分の中に生じますか?
- その欲求は勝手に湧き出てくるのでしょうか?
- 自分の周りの人に目を向けてみましょう。その人の欲求はどのようにその人を動かしていますか?
- 「心の点」をその他の欲求と区別できますか?
プレゼン資料